82年生まれ、キム・ジヨン

日本でも話題になった韓国のベストセラー小説の映画化
登場人物の細やかな表情の変化を観なくてはいけない
倍速で観てはいけないw
そんな作品です

こと映画に関しては
ある登場人物に対して共感があるか
作品で訴えているテーマに共感があるか
などということが
その作品の評価につながるわけですが
特に最近は
共感とかいうものの前にある
まず知る、まず想像してみる
という行為がないがしろ
しかも共感は
与えられて、教えられて
それが当然
映画に限らず
ストーリー性がとか
人物像がとか
表層的な情報から得られる
そんな共感で何かを評価しがちでは
映画の評価くらいなら別にいいけど
実生活ではそれでいいのかと
今一度考えてみたい
そんな作品かと思ったり

絶対的な悪意があるわけではないものと対峙することの難しさ
を思ったり
そして改めてロッテなのかぁ
と思ったり
そんな作品です。。

『82年生まれ、キム・ジヨン』(118分/韓国/2019年)
監督:キム・ドヨン
出演:チョン・ユミ、コン・ユ 他

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