テレンス・マリックの作品は
哲学的、宗教的、詩的、etc.
という言葉で評され
難解というより
観る人を選ぶ作品のようです
店主としても
太平洋戦争における“ガダルカナル島の戦い”を描く
この『シン・レッド・ライン』以前の
初期の作品は観られるのですが
これ以降の作品は観るのがしんどいです
…もうよくわからんので、、
この作品も
美しい自然描写と併せて
戦争における人間の残虐性を描くことで
反戦を訴えています
と捉えることもできますが
人間が何かしたところで
この世界(自然や宇宙)は変わらず存在するのだし
ちっぽけな人間としては戦争したって仕方がないよね
みたいな方向に捉えてしまうと
嬉しくないことで
実際
抽象的、概念的、etc.
で身体的に訴えかける作品ではないので
テレンス・マリックは
戦争を題材にしてはいけない作家なのではないかな
と思ってしまいます
一方で
それぞれ観た人がどう思うかは別にして
観ておくべき作品だとも思い
観る前にアドバイスするなら
よく眠って体調を整えてから観てください
とだけ。。
『シン・レッド・ライン』(171分/カナダ・アメリカ/1998年)
監督:テレンス・マリック
出演:ジム・カヴィーゼル、ショーン・ペン 他
0コメント