君を想い、バスに乗る

人生はいつまでも見習期間
人生はいつまでも続く旅

ある男性の
恐らく最後になるであろう
バスでの旅を描く
人生の終わり
その頃を描く作品は多々ありますが
この作品はその中でも
心地よく観られるかと思います

作中の旅には
現代的な味付けがあるわけですが
それを描く必要があったのか
主人公の旅そのものを深く描いても
美しいものになったのではないか
と感じたりするのですが
旅というものに何を求めるか
人それぞれなので
悪いことがあれば良いこともあって
出合いがあれば別れもある
そんな旅を
そんな人生の縮図を
90分で再確認できる
ホント映画っていいな
などと。。

『君を想い、バスに乗る』(86分/イギリス/2021年)
監督:ギリーズ・マッキノン
出演:ティモシー・スポール、フィリス・ローガン 他

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