『レイチェルの結婚』
題名の通り
レイチェルの結婚式のために集まった家族の姿を描く
結婚式が題材ではありますが
通して
明るい話というわけではなく
かといって
暗い話でもありません
登場人物たちを
ものすごく親密な存在に感じるかと思えば
登場人物たちを
ものすごく客観的に見ていることに気付いたり
時々観返したくなる作品ですが
その理由は自らでもよくわからず
不思議な魅力を纏った作品
普通に自然に生きているつもりでも
望みもしないつらいことが起きます
でも同じだけ
優しい出来事も起きているのかもしれません
一人の人間の選択と行動とは関係せずに
明らかに自らの手でコントールできず
起きてしまうつらい出来事があります
もしかすると
そのコントロールできない存在からは
多くの優しさも受け取っているのかもしれませんが
起きてしまったそんなつらい出来事は
せめてそれぞれの人生の中で一度だけにしてもらいたい
などと思う年明けでした。。
『レイチェルの結婚』(112分/アメリカ/2008年)
監督:ジョナサン・デミ
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット 他
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