なぜか環境問題に係るぼやきが続きまして
一先ず区切ろうと、この作品
地下水汚染による健康被害を引き起こした大手企業に対して訴訟を起こし
高額の和解金を勝ち取った実在する女性のお話
社会的信用が低い立場の個人が大手企業をやっつけるみたいな話
主人公も
自身の持ち得る善悪の判断で行動し
そのきっかけもすべて勘
みたいなセリフを発してしまっていますので
単純な
勧善懲悪・正義は勝つ!
みたいな話に感じてしまうかもしれません
それも間違っているわけでもないのですが
主人公
ひたすら調査と検証を繰り返し
“事実”の追及をきっちりやっています
その“事実”の提示と
その“事実”の承認という
簡単なようで実はくじけそうになる大変なこと
をきっちりやっています
これが正義だから
なんて話はそこにはありません
たまに正義を語る人が
そんなこと言うまでもない、とか
それは人として当然、とか
きれいな言葉でごまかして
やらないことをきっちりやっています
だからの結果…
…あぁ、単純な話だった、、。
ま、めんどうな話は置いておいて
店主、映画的には
オープニングの交通事故のシーン
ワンカットで撮っている“ように見える”
編集ができるようになったのね、と
もしかすると当時でも“今更”なのかもしれませんが
それに驚き
それが記憶に残る作品だったりします。。
『エリン・ブロコビッチ』(131分/アメリカ/2000年)
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー 他
0コメント