ペーパータウン

「地図上にだけ存在する町」を訪ねて、、
ファンタジックに展開するロードムービー&ラブストーリー
かと思いきや
真っ当で落ち着いた青春映画でした

なぜか現状には不満で
特別なもの、特別であること
を求めようとするのが
青春映画のひとつの要素であるなら
実は
これまで過ごしてきた毎日が、今この時が
特別なのだと気づく
それも青春映画のひとつの要素

その気づきは“青春の終わり”なのかもしれないけれど。

やれ日常を、ほら非日常を、、
そんな喧騒も少し落ち着いたのかもしれませんが
本物の大人なら示していただきたい
こんな現実の世の中でも

奇跡は毎日の中にあるのだと。。

『ペーパータウン』(109分/アメリカ/2015年)
監督:ジェイク・シュライアー
出演:ナット・ウルフ、カーラ・デルヴィーニュ 他

写真は書籍
ジョン・グリーン / 金原瑞人 岩波書店 2013年