イエロー・ハンカチーフ

言わずと知れた日本映画の名作『幸福の黄色いハンカチ』をハリウッドがリメイク
『幸福の黄色いハンカチ』がアメリカの新聞記事が基になっていると考えると
“HOMEに帰ってきた”というところでしょうか

オープニングで描く（映す）人とエンディングで描く（映す）人は同じ人にしてください
そうすると作品に一本筋が通ります
物語の創作というものを習うとそのようなことを教えられることがあります

そのオープニングとエンディングに登場するのは
『イエロー・ハンカチーフ』ではウィリアム・ハート（日本版での高倉健の役柄）
『幸福の黄色いハンカチ』では武田鉄矢（ハリウッド版でのエディ・レッドメインの役柄）
その点から
ハリウッド版が
一組の夫婦を男性主体で描いた話
日本版は
一組の夫婦によって成長を促された一人の青年の話
と観ることもできたりするのかな
とすれば各作品のイメージも少し変わるかな
などと。

高倉健さんも
ウィリアム・ハートさんも
別の世界にいってしまって切ない
そして桃井かおりさんは
どちらの作品にも出ていて
何気に素敵だとも。。

『イエロー・ハンカチーフ』（96分／アメリカ／2008年）
監督：ウダヤン・プラサッド
出演：ウィリアム・ハート、マリア・ベロ 他

『幸福の黄色いハンカチ』（108分／日本／1977年）
監督：山田洋次
出演：高倉健、倍賞千恵子 他

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