映画上映会などやっていますと
上映作品、その作品のテーマ etc.
イコール
店主の主義・主張・思想・嗜好 etc.
と思われることがよくあります
別にそういうことじゃないんですよ
とはいつも言っているのですが
理解していただけることの方が少ないように感じます
店主には全く興味のないテーマの作品でも
「映画として面白いでしょ」と思った作品は上映会で取り上げます
この「映画として面白いでしょ」というものが曲者で
それを伝えるのは難しいなと感じています
上映作品から店主の“性格・性質”を評価判断するのは違いますよ
という話なのですが
逆に
この作品から店主の“性格・性質”を評価判断していただいてもいいですよ
というのがこの作品で
作品で描かれている
個人と集団(家族とか地域とか国とか)の係わり方
人は何をよりどころとして生きるのか etc.
は今現在の
店主の主義・主張・思想・嗜好 etc.
に最も近い。
作品自体は
ある映画館にまつわるお話ですので
映画は娯楽でそれ以上のものでもない
という感想に行き着いていただいてもいいかな
とも思っています。。
『浜の朝日の嘘つきどもと』(114分/2021年)
監督:タナダユキ
出演:高畑充希、柳家喬太郎 他
(C)2021「浜の朝日の嘘つきどもと」製作委員会
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