ケニー・ロギンスといえば『トップガン』より『フットルース』なのよね
というようなことをある番組でMCの方が仰っていましたが
店主としては『トップガン』は
オープニングのケニー・ロギンス“Danger Zone”より
エンディングのチープ・トリック“Mighty Wings”が、、、
『フットルース』に話を戻します
青春、音楽、ダンス、等々で標される映画の傑作
ミュージカルにもなり、リメイクもされ
新しい形で現在も観ることができます
今さら語ることはない作品ですが
ここでぼやいてみます
都会から田舎町にやってきた主人公は
自分の周りの環境を変えるために“たたかう”わけです
しかし
とにかく自分の想いに従ってやっちゃえ
なんてことはしません
すでに作り上げらている土俵の上に自ら乗る
というたたかい方をします
そしてその結果に対しても
しなやかに受け止めて次の行動に移します
現実世界で
そもそもそれは“たたかい”ではないという件を
たたかっている、と主張している誰かの姿を
昨今よく見聞きするにあたり
『フットルース』という作品は教示的でもあるのだな
と、この年末に思うわけで
そして自らは
本当にたたかっている人を傍で笑う
たたかわないヤツにはならないように
20年以上前の中島みゆきの歌を聴くのです。。
『フットルース』(107分/アメリカ/1984年)
監督:ハーバート・ロス
出演:ケビン・ベーコン、ロリ・シンガー 他
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