ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ

ホラー作品が好物ではありますが
“スプラッター”とか“スラッシャー”とか
そう呼ばれるジャンルの作品はそこまで好んでは観ません
、ま、結果、観るのですけど、、
これらのジャンルの定型の展開ともいえるものが
1970年代後半から1980年代の各作品によって形成されたようで
『スクリーム』(1996年)という作品でも
そこをネタにされているわけですが
2022年の作品である
この『ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』も
そんな定型に沿って展開される作品

人里離れた屋敷に集まった若者たち
嵐によって孤立状態となり
ゴロゴロと多くの死体が転がる状況になる

とはいえこの作品は怖くないです
というか
定型のスラッシャー映画のような怖さはないです
そして
時代によって恐怖の対象も変わっていくことを
深く感じたりするのです
いや単に自身がもうオッサンなので
この恐怖に鈍感だからなのかもしれませんけど
しかし
目の前にいる人の言動より
スマホとかを通した情報しか信じられなくなる
そんな世の中というのは嫌だな
いやもうそんな世の中なのかと
やっぱり怖かったりします。。

『ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(95分/アメリカ/2022年)
監督:ハリナ・ライン
出演:アマンドラ・ステンバーグ、マリア・バカローバ 他

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