劇場公開されていた当時に鑑賞してから数十年
アクションヒーロー チャック・ノリスがバイクにまたがり
搭載されているミサイルをぶっ放す
そんな絵面しか記憶に残っていないので
改めて鑑賞します
チャック・ノリス主演というよりかは
オールスターキャストで
いうならば『大脱走』とか『ナバロンの要塞』のような
戦争アクション大作を目指していたのだろうな
良い側と悪い側がはっきりしていて
良い側が勝つ映画ではありますが
悪い側の都合も無視しているわけでもなくて
その点では
様々なあり方をやや強引に包括させた
現在のいくつかの作品よりも
娯楽としてのバランス感覚を持ち合わせているのではと
ただ
あからさまに
エンテベ空港ハイジャック事件
が下敷きになっていて
その点を含めて
作品の背景や制作の背景を考え
この現在に何か言うことに神経を使ってしまいます
現実に目を向けてみると
数十年変わっていないことがあることに気付き
進行形で起こっていることが心苦しく
人の手(考え方)でどうにかすることができることは
ドンパチせずにどうにかならないものか
少なくともそこで生きる人たちが辛い思いをしないように
そんな
大人なのか子供なのかわからない感想を抱くのです。。
『デルタ・フォース』(128分/アメリカ/1986年)
監督:メナハム・ゴーラン
出演:チャック・ノリス、リー・マービン 他
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