アカデミー賞作品賞の受賞作。
最初に観た時の感想は「なんじゃこりゃ?」でしたw。
大手シネコンでの上映が既に終わっていて、少し遅れて、当時人口15,000人ほどの××町のスーパーの二階にある映画館?で観ました。貸し切り状態でした。
で、作品の最後に“結論”が語られるのです(結末ではありません結論です)が、独りだったのをいいことに思わず「はぁ?」と声に出しちゃいました。
それ言っちゃったらどんな話でもそれで何も問題なく終わらせられちゃうでしょ、って結論です。
帰り道では、あの結論に行きつくまでの疾走感というか勢いがもの凄かった映画だよな、と思いました。
当時はインド経済がすごい勢いで伸びている時期で、インドのその勢いが映画にも表れている、との論評がありました。とはいえ、陰と陽があるのは現実も映画も同じ。
それもあの結論だから。
もう一度観たくなりました。ソフトが販売されると購入しました。
以降、好きというのかどうかよくわかりませんが、繰り返し見ています。結構な頻度で。麻薬のような映画。
店主にとっては、それもあの結論だから。。
今はインドと聞くと変異株とやらの話になって、それは全く笑い話にはならないけれども
世界にとっては、それもあの結論だから。。。
『スラムドッグ$ミリオネア』(120分/イギリス/2008年)
監督:ダニー・ボイル
出演:デーヴ・パテール、フリーダ・ピント 他
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