第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。
偉そうなこと言わせていただくと
役者さん各々の存在感は凄く、良作ではありますが
色々と描き切れていないようで、賞を取るような作品とは感じないのです。
それでも賞を取った理由は
センセーショナルな題材を扱い
巨大な集団のやり口
強要される、忖度忖度、自粛自粛、という対応
それぞれを批判した(ような)
日本映画としてはめずらしい部類の作品で
観た人の多くもそのように感じた
だけ。
もっと穿った見方をすると
そういう世間的評価の作品に賞を与えておけばこちらの評価も上がるんじゃね
と考えた、映画に関わる偉い人たちがいた
だけ。
などと、思ってしまいます。
前者
世の中を動かすのが
政治(政治家)ではなくて「世論とメディア」だとするならば
『新聞記者』という映画での批判、その対象は題名の通り、記者の方達の方でしょう。
主人公・吉岡エリカほどの思いを持って、やるべきことやってるのかと。
これを書いている時を同じくして、何やら選挙が始まりました
ね、記者さん。。
後者
『翔んで埼玉』にあげておいた方がアゲたと思います(笑)。。
『新聞記者』(113分/日本/2019年)
監督:藤井道人
出演:シム・ウンギョン、松坂桃李 他
(C)2019「新聞記者」フィルムパートナーズ
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