映画を配給している会社には
自ら映像作品を制作している会社もあり
上映会に関する問い合わせをした御縁からメールが届きました
「侵攻前のウクライナを取材して制作した作品が再放送されます」
事態が長引くことによって関心が薄れていくのは
世の中としては仕方がないことかもしれません
しかしその関心と話題が
身近な“おカネ”のことに置き変わっていくのは
仕方がないのですか?
『僕の大事なコレクション』
という作品もウクライナが舞台でした
アメリカに住むユダヤ系である主人公の
自らのルーツを探る旅です
そのルーツの背景には戦争がありました
ものすごく不思議な雰囲気をまとった作品で
店主個人的には
ある登場人物が激しく感情をぶつけるシーンがあって
そこだけは決して頭を離れない忘れられない作品です
その時と場所に生きる個々の想いがわからないと
世の中で起きた過去の出来事の全体像も
世の中が進むべき未来の姿も
見えないのかもしれません
この国では選挙が近いですが
個々の想いを理解しようとしている
立候補者っているのですか?
『僕の大事なコレクション』(105分/アメリカ/2005年)
監督:リーブ・シュレイバー
出演:イライジャ・ウッド、ユージーン・ハッツ 他
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